木部保護塗料の話

 ウッドデッキの床、窓の外格子、板塀など、外部で風雨に晒される部分に木を用いる場合は、保護塗料を塗る必要があります。保護塗料は大まかに分けて、塗ると木の表面に塗膜をはることで耐久性を保つものと、塗ると木の内部に浸透していくタイプの二種類に分類されます。山手工房が使用する保護塗料は指定がない限り浸透系の保護塗料を使用します。浸透系の保護塗料の特徴は、木の呼吸を保てることにあります。保護塗料を塗るにあたっては表面に表れる部分だけでなく隠れてしまう部分からも塗ります。こうすることで、保護塗料が木部の内部にまで浸透して防腐効果が高まります。

       キシラデコール   外部に使用する場合は高い耐久性が実証されているドイツ生まれの保護塗料

       オスモカラー     植物由来の原料からできたドイツ生まれの保護塗料

       ウッドロングエコ  塗装後、緩やかに銀鼠色に変化していくことが特徴の北欧生まれの保護塗料