地域グリーン化事業

地域グリーン化事業という国の補助金を受けて家を建てられる制度があります。

この場合、耐震性、耐久性、省エネ性などについては「長期優良住宅」の基準で建てます。

 

先進国の中で極端に短い日本の住宅の寿命は35年というデータがあります。

山手工房でもこれまでに家の建て替えをする中で、35年という数字は的を得たデータであると考えています。

昭和40年代、50年代に開発されたニュータウン内の住宅は、世代交代すると必ず建て替えになります。おおよそ35~40年で解体されていきます。ニュータウン内の住宅が、そうなるのには大きな理由があります。それは、またの機会に説明しますが、35年と言うと、35歳で家を建てると70歳になった時に建て替えになります。

「たいへん」なのではないでしょうか。

いい家を建てようとする場合、目先のことだけではなく、長く住める家にすることを考えておかねばなりません。

ひとつの家に住み続けること。これが最もリーズナブルで、最もエコと言えます。

長寿命の家にするには、いくつかの条件がありますが、そのうちのひとつは家の高性能化。これを補助金を受けて建てられるのですから、家づくりを検討中の方々にとっては、いい制度と思います。