1000万円台で建てる自然素材と木の家『質の高い家をローコストで建てる』

質の高い住宅をローコストで

山手工房は住む人の夢や希望を活かしたパーソナルオーダーの家を、一棟一棟丁寧に手技を活かして作ってきました。余裕のある広さのプランに耐震性や耐久性などのクオリティを保ち、機能的な造り付け家具を備えてとなると、どうしてもコストは高くなってしまいます。せっかく、居心地のいい自然素材の家に住もうと決意したにも関わらず、それを諦めなければならない人もおられ、心苦しく感じていました。
『クオリティを落とすことなくコストを下げて、誰もが手の届く価格で建てられる』居心地のいい家はできないかと考え、考案したのが< e – ハコの家>です。

質の高い住宅をローコストで
建売住宅やローコスト住宅の特長は、その初期投資が安いこと。
しかし、いくら安くても安全性や居住性に満足できない家では価値はありません。
家はコストが抑えられていると同時に、性能、機能、デザインの水準が高く、魅力や価値が長期間失われない上質な家である必要があります。
「クオリティを落とさずにローコストで建てる」  これが e-ハコの家 のミッションです。

e-ハコの家とは
「 e 」とは「 いい家 」を意味しています。ランニングコストの削減に直結する認定低炭素住宅基準を確保し、室内の空気環境は国が定める基準の最高等級レベル3.永住に相応しい居住性能を確保しました。
「 ハコ 」とは通し柱を家の四方に配置して高い構造強度を備えることを意味しており、耐震性は建築基準法の1.2倍を確保。劣化対策等級、維持管理対策等級は共に最高等級レベル3を確保しています。
建売住宅や分譲マンションのショールームなど、見渡せば身近には新建材でつくられた家ばかりです。国産材と無垢の木でつくる家があるということを知らないままに家を建てたり購入したりする人がいるのではないでしょうか。木を薄くスライスして張り合わせる技術があり、そのことをコストを抑えて生産する技術があるばかりに、また、ビニールに木目をプリントするという印刷技術があるばかりに、日本の住宅は間違った方向に走ってしまったように思います。年月の経過と共に古びていく一方で経年美を生み出さないそういった家が永く愛着を持ち続けて暮らせるとはとても思えません。また、高温多湿という気候風土の中で、外国から持ち込んだ木材が長期間、信頼のおける耐久性がないことは既に証明されています。にもかかわらず、新建材と外材ばかりで建てられる家が多いのは、工事がカンタンで資材も安いという供給者側の論理があるからです。良い家とは何か?ということを真剣に考え、それが広く市民権を持って欲しいと考えると、コストセーブは普及の必須条件で、e-ハコの家はそのことにチャレンジします。

コスト削減に向けて
コスト削減の根本は施工の効率化と仕入れの工夫と無駄な経費のかからないスリム経営にあります。工事面積と仕様が同じなら、経費が少ない分だけ他社よりコストを抑えて家をつくることができます。
e-ハコの家はこれらに加えて、新たに設計の工夫を取り入れました。
コスト削減の最短コースは工事数量を減らすことで、カタチはベーシックな箱型で基本的に総2階  。こうすることで、基礎工事、屋根工事、床下と屋根の断熱工事は2分の1にすることができます。耐力壁は外周の壁で確保して、内部の耐力壁は必要最小限とすることで、間取りの自由を確保します。こうすると、将来の間取り変更も自由が効きます。「リビングを広くとりたい」など1階が2階より大きくなる場合は、総2階の部分とは別に「玄関ゲヤ」や「水周りゲヤ」を設けることで、柱直下率を上げムリ・ムダのない構造体とすることで、構造にかかる無駄な費用を削減します。

続々と建築工事が始まっています
e-ハコの家の考え方をベースにした「1000万円台で建てる自然素材と木の家」の建築が続々と始まっています。

e-ハコの家の特長
構造材は国産の木を使用
床はナラの木床
吸放湿性能に優れたドイツ製の安全、安心な壁紙
窓はアルミ製ペアガラスサッシ
断熱材は16K高性能断熱材
外壁はガルバリウム

屋根はシンプルな片流れ屋根
ウッドバルコニーが印象的な外観

e-ハコの家は 『 シンプルがカッコイイ 』 『 ベーシックは美しい 』という家です。

e-ハコの家 モデルプラン  1850万円(税別)

ムリ・ムダをなくすこと
山手工房は、工事のムリ・ムダを排除するため、永い年月をかけて工事と設計の両面にわたり工夫とアイデアを人並み以上に積み重ねてきました。ムリ・ムダを見つけたら、すぐさまその都度、改善するように努め、これを何年も何度も繰り返してきました。たったの一歩でも、その一歩を長い間積み重ねていくと、その前後では雲泥の差を生み出します。また、その一方で経営のスリム化・効率化を徹底してきました。ムダな経費を
徹底的に削減していくことは、広さ・仕様・価格に還元することへと繋がります。
積み重ねてきた工夫とアイデアが高品質低価格の源泉です。

客観的データが示す高性能
e-ハコの家はローコスト住宅ではありません。
コストを抑えるために、最低限の基準を定めた建築基準法ギリギリでつくるのでなく、
永い寿命に応える構造、性能を確保します。
例えば、耐震強度は建築基準法で定める1.2倍の強度を確保します。
劣化軽減性能や維持管理対策は国が定める基準のレベル3(最高等級)。
省エネルギー性は居住性や電力使用の抑制に配慮して、認定低炭素住宅基準を確保。

無垢の木と手技でつくる
新建材の内装材や集成材と呼ばれる木材を使用すれば、誰でもカンタンに早く、安く家をつくることができます。
しかし、山手工房は積極的にそれらを使うことはありません。なぜなら、それらの家が長い寿命と長い好みに応えられるとはとても思えないからです。
手技を活かしてホゾを組み合わせて、長い先にも手に入れられる無垢の木を用いて修理ができるように家をつくります。

 

 

居心地がいいデザイン

木の家だからといって、ログハウスのように「木だらけ!」の家ではありません。また、コストを抑えるからといって、新建材でつくる家では意味がありません。
無垢の木と調湿機能を持つ壁紙で、シンプル&ベーシックにつくり上げていきます。

長い好みに応える飽きのこない美しさ、流行に左右されず愛着を持ち続けられる居心地のいいデザインを提案します。

 

 

気持ちいい自然とつながる間取り

いくら安くても、間取りの自由がきかず、決まった仕様でしか建てられない家では意味がありません。それでは建売住宅や分譲マンションを買うのと同じ。一生に一度の家づくりです。土地にあったカタチで、自分達の好みに従って居心地のいい家をつくることが大切ではないでしょうか。『シンプル&ベーシック』を基本に、プランは「風が通る」「光を招きいれる」「緑を眺める」「視線が抜ける」「スペースが繋がる」など、パーソナルオーダーの家です。さわやかで開放的な間取りがコンセプトです。

 

 

木の産地と材質
e-ハコの家で用いる構造材は「木の香る淡海の家推進事業」の助成金を受けることができる滋賀県産の木材を主に使用します。土台や柱はシロアリ対策としてヒノキの芯持ち材を使います。どこの産地のどの木を使用しているのかを知っているということは大切なことで安心できます。

 

費用対効果で考える
初期投資(建築・設計費)を小さく抑えること
維持管理費(光熱費・修繕費など)が必要最小限であること
建替えせずに長く住み続けられること
私たちがつくりたい家はこういう家で、これらはコストを抑えても譲ることができない条件です。

これが家に必要な 『 クオリティ 』 と考えています。

 

価格
住宅の価格表示は会社によって様々。金額の表示方法は会社の数だけあるといっても言い過ぎではありません。
ローコスト住宅といっても仮設工事や設計費が含まれていなかったり、坪単価が安くても、その根拠となる面積が「延床面積」なのか玄関ポーチやバルコニーを含んだ「施工床面積」なのかによっても大きく異なります。
eーハコの家は単純明快に分かるように全ての工事費に設計費を加えた金額です。
参考プラン1850万円には建築工事に関わる全ての費用が含まれています。
含まれていなものは、外構工事費、地盤補強工事費、照明器具代、アンテナ工事費。